平成22年 第3回定例議会(9月6日⇒28日)

○ <教育行政> 武道教育と武道館の建設について

  ア. 武道教育について

  イ. 武道館の建設について

○ 農商工連携についての質問

<教育行政> 武道教育と武道館の建設について

ア. 武道教育について

  

【質問】

SCAN-19.jpg 水戸らしい教育の推進における武道教育の位置付けと必修教科への対応について伺いたい。
 平成24年度より保健体育科での武道が必修科目として始まる事に対して、大いに期待をしている一人だが、初めて武道を体験する生徒にとっては戸惑う者も多いかと心配している。
 是非ともこの授業を通して、武道の何たるかを感じ、将来に向けて身につけるのも、まさに指導者の「心」にかかっていると思いますが、充分な配慮を望みながら、その対応について伺いたい。

  

【教育次長】

 技術の習得に加え、礼法を身につけるなど、人間として望ましい自己形成を促す武道の伝統的な精神を学ぶ事は、水戸らしい教育の充実にたいへん有効である。
 武道がすべての生徒に必修になることについては、教師の授業力向上を図るために、指導助言を通して、武道の授業がより充実するよう努めていく。
 尚、柔道、剣道、弓道の部活動では、8名の方に外部指導者として御協力をいただいているが、今後も専門的な技術指導を望む事については、学校からの要請に応じ、地域の各種団体で活動している人材を、積極的に活用してまいりたい。

  


  

イ. 武道館の建設について

   

【質問】

 文武両道の街として全国に冠たる水戸市に市立武道館を建設し、武道に現れた大事な精神文化を取り戻して、かつての国際社会から尊敬の念を抱かれた「日本人」に戻れるような、本市独特の武道教育を推進し、子供から高齢者まで生涯スポーツにも通ずる拠点とすることは、多くの武道愛好者や市民が望んでいる事と思うが、各団体の活動状況と合わせて伺いたい。

  

【教育次長】

 水戸市体育協会には44団体が加盟し、そのうち武道団体として柔道・剣道・弓道等9団体が加盟し、主に県立武道館を利用して大会等を開催している。今後は、各武道団体と連携をとりながら市内全中学校にある武道場を開放し、その活用状況を見つつ建設について検討してまいります。

農商工連携についての質問

 
anzousama_05.jpg 次に、農商工連携についての質問をいたします。平成21年、第3回定例会において、農商工の連携に、観光を加えての産業振興、地域の活性化を図っては、どうかとの質問をし、産業経済部長よりの答弁を受けたところであります。
 農業分野においては、農業元気アップチャレンジ事業で、また、商工分野においては、商店街躍進事業を通して、それぞれ、生産者等と連携した取り組みについては、くろばね朝市、泉町新鮮市、黄門さん青空マーケット等に、支援をしているとの事でありました。
 ちなみに、この商店街躍進事業は、平成20年は、12件、1,334万9,000円、21年は、7件、1,113万7,000円で、対象経費の1/2の補助率で、上限額を設けてのものであります。
 前回は、農業サイドからの質問でありましたが、今回は商工分野からの働きかけによるところから、より具体的な質問をしたいと考えております。
 内原地区商工会青年部有志による、茨城県商店街活性化コンペ、いわゆる、「がんばる商店街支援事業」にプレゼンスしたこの事業は、平成19年から県の商工労働部中小企業課によるものであり、19年、20年は、37件、21年は、30件、22年で23件の応募があり、昨年は、本市の泉町2丁目、商店振興会がはじめて、最優秀プランになり、本年22年度は、くろばね商店会の「くろばね朝市と世界の屋台村」が最優秀プランの受賞ということで、商店街のにぎわい創出に頑張っている姿を是非とも拝見したいと考えているところであります。そして、次の優秀賞を受けたのが、内原商工会青年部有志による「うちはらの白ゴマパワーで、目指せ日本一」のタイトルでの発表であり、一躍、茨城新聞、朝日、読売、毎日の各新聞での報道があり、注目を浴びている現状にあります。一方、受けての生産者組織は、その対応に、特に電話による問い合わせや、注文に、大わらわだったとの事です。この内原地区「白ゴマ研究会」は、7年前に内原地区産業経営研究会での学習会がきっかけで発足し、現在、内原に限らず、茨城町や、笠間市、飯富町にも会員がおり、33名で約4haの白ゴマを生産している組織です。
 輸入物が99%を占めるこの業界において、特に白ゴマは、関西地方での需要が多く、鹿児島県喜界島に次いで全国第2位の生産量ですが、栽培技術においては、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマを並べても、全国1位だと確信をしているとの事であります。
 また、商工会青年部の有志グループは、その事に目を付け、以前から、農業への興味を持っていたようですが、農業者にはない視点から、若い発想力と、その実行力で、地域おこしを考えている事自体、生産者サイドからは、多少の違和感を感じながらも、大いなる刺激を受け、その活躍に期待すること「大」であります。
 ましてや、イオンモール、ジャスコによるにぎわいの中、「うちジャス」なる言葉もできる程、若者の集まるこの地域の中で、この商工会青年部の元気パワーは、過日8月22日に、加藤市長にも出席していただいた、商工夏祭り盛り上がりで、最高潮に達したのかと思います。
SCAN_01-1.jpg 私は、この厳しい経済状態の中、部員それぞれも厳しい経営環境のもとで、頑張る若い力に、心からの敬意を表しながら、この事業が一過性のものでなく5年、10年と継続して、活動され、「地ブランドつくり」という、大きな目標のもと、地域の活性化の為にもこの青年部員の皆さんの将来の為にも、行政としても見過ごす事なく、最大限の支援をすべきでないかと考えますが、見解を伺い、質問するものであります。
 農商工連携において、必要なのは、先ず「推進母体」つくり、そして「シンボルつくり」、「消費者との接点つくり」と言われておりますが地域おこしは、先ず、「人」「組織」であり、特に女性の力、女性組織の協力なくして、発展は望めません。商工会や、生産者組織と、そして農青連等とともに、地産地消の原点を見据え、地域の健康づくりにもこの「ゴマパワー」は、大いに活用の価値ありと考えますが、改めて商工施策と合わせた本市の見解を伺いたいと思います。
 次に、民主党農政の目玉施策の1つが、農業の6次産業化であります。
 農水省は、この施策の重要性に鑑みて、農産物の生産、加工、販売を一元化しての総合産業化を図り、付加価値を高めて、農業者の経営発展を推進し、そして、雇用の創出にもつながる施策だと考えております。
 内原の白ゴマは、商工分野からの農商工連携への取り組みでありますが、尚一層の推進を図るには、6次産業化のモデル事業などによる支援策が必要と考えるところですが、これまでの本市の取り組み状況と、今後の推進方針についてゴマをすって、すって、すり抜いた答弁に期待し、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。